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栄養薬学コース(さいたまキャンパス)
個人の生活の質の低下を防ぐのみならず、
疾病予防と健康増進により、
ヘルスケア領域で活躍できる人材の育成を目指す
東洋医学の思想である「薬食同源」をテーマとし、薬学と栄養学の両方を学ぶことができるのが特徴となっている。
予防医療への関心の高まり、産学官連携によるSDGsの目標達成を踏まえて、個人の生活の質の低下を防ぐのみならず、疾病予防と健康増進により、ヘルスケア領域で活躍できる人材の育成を目指している。
コースの特徴
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「栄養と健康」について学べる!
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「医薬品や漢方」の専門知識について学べる!
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「化粧品」に関する知識を深められる!
目指す将来
食品に含まれる栄養素に関する科学的な知識を学び、食品業界やヘルスケア領域で、健康の維持・増進に役立つ商品やサービスの開発・提供に携われる人材を目指します。
主な就職先(想定)
医療
- 薬局、ドラッグストア他
食品・化粧品
- メーカー、卸他
外食、自治体
- 地域振興への貢献
講義紹介
基礎化粧品論・応用化粧品論
基礎化粧品論では香粧品(香りの製品と化粧品)の意義や役割、香粧品が接する皮膚や感覚器の仕組み、また、肌の手入れの方法等を学びます。応用化粧品論では化粧品の原料についての知識、スキンケア・メイクアップ・ネイル・オーラル用化粧品の特徴等を学びます。化粧品会社から講師を招いてお話を伺う機会もあり、学生に人気の講義です。
栄養・薬粧品実習
栄養・薬粧品実習は、薬膳実習・栄養実験・薬粧品実験の3つで構成されています。薬膳実習では薬膳に使用する食材について学び、女子栄養大学のご協力のもと実際に調理、喫食することによって、薬膳に対する理解を深めます。また、栄養実験では栄養学や薬粧学で利用される生化学、分子生物学や化学の実験手法を習得します。また、薬粧品実習では実際に化粧品を作製します。
企画実践実習
企画実践実習では地域を⽀える産業活動や健康に関連する仕事を知り、体験することによって理解を深めることを目的として、学外へ出て現場を⾒学・体験します。例として、昨年はコープデリ商品検査センター、FANCLタイムズスクエア、第一三共 くすりミュージアム、ロッテ浦和工場を見学しました。
取得できる資格
登録販売者(公的資格)
『登録販売者』とは、2009年6月の薬事法改正にともない誕生した医薬品販売専門家のことです。
資格を得るには医薬品の販売において一定の実務経験等を有し、都道府県知事の行う試験に合格する必要があります。
登録販売者になると、第2類および第3類医薬品販売が可能となり医薬品の専門家として、店舗管理者となり自ら薬店を経営することや、ドラッグストアや薬局などに勤務することが可能となります。
薬剤師との違い
薬剤師は、医薬品に関する万般の専門家(国家資格者)です。
これに対して、登録販売者は、第2類及び第3類に属する一般用医薬品販売という限定された範囲での専門家であり、国家資格ではありません。例えば、「処方箋に基づく薬の調剤」や、「第1類医薬品」の販売を行うためには、薬剤師であることが前提条件となり、登録販売者は、これらを行うことができません。
NR・サプリメントアドバイザー
高齢者や成人の健康増進を目指すにあたり、「健康食品」や「サプリメント」を摂取するようになってきました。この「健康食品」には、人における有効性や安全性が実証された「保健機能食品」のほかに、有効性や安全性が実証されていない「いわゆる健康食品」も多く、一部では摂取による健康被害が報告されています。
そのため、保健機能食品やサプリメントについて、専門的観点から個々人の栄養状態を評価し、適切にアドバイスできる資格です。
漢方養生指導士(日本漢方養生学協会)
漢方養生指導士とは、漢方の基礎理論に基づき、大自然と調和し、かつ自分自身の体質に合わせた生活スタイルを実践・創造できる人、つまり未病を治し、病気にならないだけでなく心身共により健康でより美しく充実した生活を実践・指導できる人のことをいいます。
フードアナリスト
フードアナリストとは一般社団法人日本フードアナリスト協会が定める「食の情報と発信」の専門家の資格です。
フードアナリストの特徴は食を提供される側(消費者側)の立場の資格であることでプロの消費者を育てる資格となります。消費者の目線から、メニュー開発、広報マーケティング、店舗運営、商品アドバイスなどを行います。