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中島 孝則

大切なのはあなたの「ヤル気」。それさえあれば夢はきっとかないます。

「患者様が安心して使用できる院内製剤の開発を目指しています」
　 日々医療現場では様々な問題が生じており、それを病院や薬局と連携しながら解決策を考えていくことも、大学の重要な使命と考えております。その中で院内製剤を調製・使用している施設があります。院内製剤とは、患者の状態やニーズに対応するために、経済性や安定性の面から市販されていない薬剤、剤形について、医師の求めに応じて薬剤師が院内で独自に調製している製剤のことです。院内製剤は医療法の下、医療機関の責任で院内において調製・使用されていますが、その調製法はもとより、使用成績についても十分なエビデンスを得ていない製剤が数多くあります。そこで、このような院内製剤について医療機関と大学との間で共同研究を行うことにより、十分なエビデンスを与えていく取り組みを行っています。
　 また、「NR・サプリメントアドバイザー」の認定資格も有しており、健康食品の安全かつ有効な使用法に関する講義、講演活動も行っております。

略歴

  • 医学博士。城西大学薬学部薬学科卒、城西大学大学院薬学研究科修了。城西大学薬学部研究生、埼玉医科大学医学部助手、博士研究員(カナダトロント大学附属小児病院へ留学)、日本薬科大学准教授（臨床薬学教育センター）を経て現職。

総説

  • 中島孝則，澤口能一，永田大輔，がん化学療法後に発生する口内炎の治療法，日本薬科大学教育紀要，2，32-34 (2016)．

論文（主要なもの）

  • Nawata S., Kohyama N., Uchida N., Numazawa S., Ohbayashi M., Kobayashi Y., Iwata M., Nakajima T., Saito H., Izuka A., Yamamoto T., The pharmacokinetics of mianserin suppositories for rectal administration in dogs and healthy volunteers: a pilot study. J Pharm Health Care Sci., 2:12. doi: 10.1186/s40780-016-0046-7. eCollection (2016).

  • 中島孝則，齋藤 博，橋本久邦，河村剛至，林 哲也，松田佳和，患者の副作用モニタリングの技術向上を志向したフィジカルアセスメント実習の薬学教育への導入と評価（第3報）．日本POS医療学会雑誌, 20(1), 157-159 (2016)．

  • 松村久男，森本一洋，上坂真弥，田辺里沙，飯田美奈子，齋藤 博，中島孝則，松田佳和，超音波照射による新経管投与法の開発，日本病院薬剤師会雑誌，51，1249-1253 (2015)．

  • 佐竹 清, 中島孝則, 岩田政則, 宮本純孝, 中村 学, 安藤昭彦, 齋藤 博, 松田佳和, 藤掛佳男，ウリナスタチン膣坐剤の赤十字病院での調製状況と使用実態調査，日本病院薬剤師会雑誌，51，835-839 (2015)．

  • 中村有貴, 中島孝則, 岩田政則, 林祥弘, 髙山幸三, 齋藤博, 佐古兼一, 松田佳和, 木村正幸: 直接的レニン阻害剤ラジレス®錠の物理薬剤学的特性に対する温度と湿度の影響, YAKUGAKU ZASSHI, 134, 555-561, 2014

  • 中島孝則，斉藤 博，橋本久邦，林 哲也，松田佳和：患者の副作用モニタリングの技術向上を志向したフィジカルアセスメント実習の薬学教育への導入と評価. 日本POS医療学会雑誌, 18(1), 101-104 (2014)

  • 橋本久邦，中島孝則，斉藤 博，林 哲也，松田佳和：癌化学療法受療患者のPOSに基づく薬学的ケアを学習するためのCase-Based-Learning の導入と評価. 日本POS医療学会雑誌, 18(1), 110-114 (2014)

  • 岩田政則，亀卦川真美，成田延幸，森昌斗，水嶋規子，中島孝則，中村有貴，橋本久邦，野上靖純：6年制薬学教育における新たな問題志向システム（POS）カリキュラムの試み 平成22年度における導入とその評価ー, 日本POS医療学会雑誌, 17, 80-85 (2013)

  • 成田延幸，岩田政則，亀卦川真美，森昌斗，中島孝則，橋本久邦，中村有貴，野上靖純：6年制薬学教育におけるPOS教育ー平成23年度における評価ー，日本POS医療学会雑誌, 17, 86-90 (2013)

  • 中島孝則，岩田政則，縄田修一，齋藤博，中村有貴，小林靖奈，山元俊憲，松田佳和，木村正幸：ミアンセリン坐剤の院内製剤化へ向けた物理薬剤学的特性からのアプローチ，医療薬学, 38, 702-707, 2012

  • 佐竹清, 中島孝則, 岩田政則, 藤掛佳男, 木村正幸：院内製剤ウリナスタチン膣坐剤の物理薬剤学的特性, YAKUGAKU ZASSHI, 131, 1639-1644, 2011

  • 中島孝則，藤掛佳男：院内製剤としてのバルプロ酸坐剤，PHARM TECH JAPAN, 26(2), 127-129, 2010

著書（主要なもの）

  • 中島孝則（分担），栄養科学イラストレイテッド 生化学 第３版，羊土社，214-229 (2018)．

  • 中島孝則（分担），栄養科学イラストレイテッド［演習版］ 生化学ノート 第３版，羊土社，193-206 (2018)．

  • 中島孝則（分担），NEWパワーブック物理薬剤学･製剤学 第3版，廣川書店，393-414 (2017)．

  • 中島孝則（分担），製剤化のサイエンス 改訂8版，ネオメディカル，48-64 (2017)．

  • 中島孝則 （編集，分担），薬剤師・薬学生のための知っててほしい基礎用語，薬事新報社，1-189 (2016)．

  • 中島孝則、岩田政則：「注射剤・経口製剤に代わる新しい薬剤投与デバイスの開発」、第16章 疾患・診療科・患者ごとにみた、求められる投与方法/投与経路/剤形、第11節 院内製剤で求められる投与方法/投与経路/剤形、［2］坐剤の院内製剤化に向けた物理薬剤学的特性、pp313-316、(株)技術情報協会、 (2014)

  • 注射剤・携行性剤に代わる新しい薬剤投与デバイスの開発, 坐剤の院内製剤化へ向けた物理薬剤学的特性, 技術情報協会, 2014

  • パートナー薬剤学改訂第2版，南江堂, 2012

  • 薬学生のための臨床実習マニュアル，医学評論社, 2011

その他

  • 佐竹清, 岩田政則、中島孝則：院内製剤ウリナスタチン膣坐剤の最適処方の検討と全国における調製状況．医薬ジャーナル 53: 149-157 (2017)

  • 中島孝則，大学通信Vol.81「臨床薬剤学分野」のご紹介，埼玉県薬剤師会雑誌，41(5)，14-16 (2015)．

  • 中島孝則：ＮＲ・サプリメントアドバイザーとは，埼玉県薬剤師会雑誌，40(1)，16-18 (2014)．