GRADUATE 大学院
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薬学研究科 [薬学専攻(博士課程)]

「統合医療」の理解のもとに、健康維持、未病からの回復、及び疾病治療に対し、薬の専門家として先導的役割を果たすとともに、新たな医療技術開発に繋げられる能力を有する人材を育成する教育課程とする。そのために、基礎薬学領域と臨床薬学領域の2領域を設置し、入学した大学院学生はどちらかの領域の指導教員の指導のもとで課題研究(18単位)を実施する。基礎薬学領域では、主に健康維持や未病からの回復の促進、及びあらたな医療技術開発の基盤となる教育・研究を実施する。臨床薬学領域では、疾病治療を先導して研究し、高度な専門職薬剤師育成の基盤となる教育・研究を実施する。

教育課程の特色

授業科目として「研究倫理特論」と「統合医療特論」を設けたところに教育課程の特色の一つがある。現在、研究の実施においては、研究者が社会の一員として規制を遵守することが強く求められており、本格的な研究開始にあたって研究倫理について総合的に学ぶことは重要である。また、大学院における各自の研究を展開していく上で、本学が推進しようとしている統合医療についての概念を理解するための教育も必要であると考える。もう一つの特色としては、自分の専門以外の学問・知識に触れる機会を提供する課程になっていることである。大学院学生には、自分の課題研究を深める努力とともに、薬学というさらに広い学問領域に関心を寄せ、それに触れることも、学位取得後の将来の進歩のためには重要である。そのため、必修講義科目として「大学院特別講義」を設けた。さらに、選択講義科目の「特論」の履修にあたっては、自分の所属領域以外の特論科目群から少なくとも1つは選択しなければならないこととしている。

教育課程の特色

日本薬科大学大学院設置認可申請