香を聞くという行為は目の前の香炉の中に溶け込むようにひとつになって
人が天地と結ばれるということ
小さな聞香炉は無限に広がる宇宙を内包している
 
香はもともとは薬。お香は魂の食べ物とも言われる。
ベトナムなどは、イベントなどの儀式に使われる
香りを嗅ぐことは“聞く”という。これは海外でも同じ。
お香を焚くことで脳の血行を良くし、睡眠を誘うリラックス効果もある
香で脳内へアプローチする。
 
昔使われていた「香薬」という言葉からわかるように、
お香は元来「薬」です。とくに希少性の高い香木「伽羅」
は「魂のたべもの」。香道では香りを嗅ぐといわず、
聞くといいます。無心になって感性を研ぎ澄ましながら、
香りを聞くと、心が落ち着き、気・血・水の流れが活性化
されて、元気になります。