「李時珍と本草綱目」(りじちんとほんぞうこうもく) 

明代の李時珍(1518-1593年)が26年の歳月をかけ、700余の古典を調べ、自らの調査も合わせて1900種の薬物について記述した52巻から成る本草書。

ほとんど一人で編纂したため、誤解や独断が多いという欠点があるが、掲載品目、引用文献の規模から中国を代表するものとされている。