(しょうこうこうていけいししょうるいびきゅうほんぞう、紹興本草と略される) 1159年
宋の刊本であった「政和本草」(1116)が北方民族の金に持ち去られたため、南宋の刺命により王継先らが「大観本草」を改訂し、南宋の紹興29年(1159)に完成した。原本は現存せず、筆写されたものがわずかに残るのみである。展示のものは木版印刷に植物名を手で書き加えたものと思われるが素性は不明。