埼玉未来大学川越学園で中島孝則教授の講義を実施しました。
1月28日(木)、令和2年度*埼玉未来大学川越学園ライフデザイン科(公益財団法人いきいき埼玉主催)の講座が「ウェスタ川越」で行われ、受講生83名が受講しました。講師は、NRサプリメントアドバイザーでもある中島 孝則教授が「未病と健康食品」~ 健康食品の上手な使い方〜というタイトルで1時間半の講義を行いました。
先ず未病(健康と病気の間)の概念から講義が始まり、未病に有効と考えられる癒しや運動、セルフメディケーションの他健康食品、サプリメント(食事を補う食品を加工)の上手な利用法について説明をしました。前半は、医薬品と健康食品の違い、健康食品の分類、日常よく目にする表示を例に丁寧に解説をしました。後半は安全性、有効性に関する問題や利用する側の問題点を提起し、警鐘を鳴らしました。中島講師は、楽しく学ぶことが出来る工夫を心掛け、受講生へ健康食品の効果に対するクイズなども行い、会場は一気に盛り上がりを見せました。
最後に、決して自己判断をするのではなく、必ず医師・薬剤師・管理栄養士 や健康食品に関するアドバイザリースタッフ( NR・サプリメントアドバイザー 健康食品管理士 食品保健指導士)などの専門家のアドバイスを受けて正しく利用をすることで健康被害を未然に防ぐこが出来ると結論付けられました。
ライフデザイン科の皆様はシニアライフを安心して暮らしていくために必要な知識の習得に加え、実際に身体を動かし、楽しく健康習慣を身につける健康長寿プログラムを学んでいる(埼玉未来大学公式サイトより抜粋)ことから、特に未病と健康食品という、関心の高いテーマということもあり、「とても勉強になった」、「楽しかった」など多数の喜びの声を寄せていただきました。講義終了後は、中島講師に対して積極的に質問が投げかけられ、改めて受講生の皆様の熱心さを伺い知ることが出来ました。コロナ渦で、募集人数を半数に制限しての開講となりましたが、埼玉未来大学川越学園の学びの場に講師派遣という形で本学も貢献することが出来ました。
今回の講義をもちまして、本学講師派遣6回全ての講義が無事終了しました。各会場で多くの受講生が聴講して下さいましたことに、心よりお礼を申し上げます。
*埼玉未来大学とは50歳以上を対象に「公益財団法人いきいき埼玉」が、令和2年に新たに創設したシニアの学びの場で、コロナ渦での開催ということもあり、会場では、基本の感染症対策を講じながらの開講となりました。本学は、1月に集中して川口、熊谷、嵐山、春日部、伊奈、川越学園の6ケ所の会場に6名の講師派遣を行いました。