『日本老友新聞』に齋藤俊昭先生のコラムが掲載されました。
『日本老友新聞』に齋藤俊昭先生のコラムが掲載されました。
タイトルは『魔法の箱』です。
(以下抜粋)
2020年は新型コロナウィルス 感染症(COVID-19)の猛威が、かつて黒死病(ペスト)の大流行が後のルネサンスに影響したように、私達の社会構造や価値観の変化を加速した年となりました。
このような中、とりわけ情報・通信技術(スマートフォンやパーソナルコンピューター(パソコン)と、インターネット)が、COVID-19の感染拡大抑制に多大な貢献をしていることは否定できません。テレワークやオンライン教育は、最早当たり前のことになりました。私は薬科大学の教員として当然のことですが、オンライン教育を通しての変化を目の当たりにしたと同時に、自分がパソコンを始めた当時の情報・通信技術環境と比べると隔世の感を禁じ得ませんでした。
1981年の冬、まだNEC PC-8001が日本のパソコン市場を席巻していた頃、虹色のアップルマークに惚れ、Apple II plusによって私のパソコン人生が始まりました。