上尾市原市公民館講座「みんなで守ろう!家族の健康」を実施しました
7月27日(火)、上尾市原市公民館で「みんなで守ろう!家族の健康〜薬に頼る前のススメ〜」が開催されました。この事業は原市公民館の主催で、本学の千葉良子特任教授が講師を担当しました。
薬剤師の資格をお持ちの先生の観点から、まずは薬の適量についてご説明がありました。病院へ行くほどではなくても体調不良を感じているときはドラッグストアで薬は購入できますので、薬剤師や登録販売者の方に相談してご自身に合う薬を見つけることが大切とお話しくださいました。
現在のCOVID-19に不安を感じていらっしゃる方も多いと思いますが、やはりまずは手洗いが重要とのことで、『楽しい手洗い』と『ハナうがい』をご紹介くださいました。喉うがいだけでなく、鼻うがいも大切だそうです。今はマスク生活で鼻呼吸をする機会が多いため感染予防として取り入れてみてはいかがでしょうか。
口腔ケアの重要性についても詳しくご説明くださり、ドライマウスの原因や影響の知識も深めることができました。ドライマウス対策の一つとして唾液分泌量が増える『あいうべ体操(舌の体操)』や『唾液を増やすマッサージ』を実際に行いました。
また、噛むと唾液が出て抗菌作用が働き病気を遠ざけるため、ガムやスルメイカ・昆布等あごを使う食べ物を取り入れることをアドバイスされていました。
参加された、受講者25名の皆さんは千葉先生の講義に真剣に耳を傾けながらメモを取り、講座終了後も個別に質問をされていました。