井上裕子教授がいきいき埼玉の大学連携講座をオンラインで行います。
8月31日(火)、本学の動画撮影室にて、生命医療薬学分野の井上裕子教授が「抗加齢的生活のすすめ―若々しい身体を維持するために」というタイトルで1時間の収録を行いました。対象人数は50名でオンライン講座(配信型YouTube)として、令和3年9月20日(月)~令和3年10月3日(日)に配信予定の講座です。
新型コロナ感染症拡大の影響を受け、対面での講座が見送られる中、いきいき埼玉との連携事業の一環として、昨年に引き続き本年度も大学連携講座をオンラインで開講することになりました。
はじめに、井上講師からこれまでの経歴や自らの専門分野について簡単に触れていただいた後、1時間の講座を20分×3チャプターに分けて収録を行いました。
Part1は、アンチエイジング医療について、美容の観点だけではなく自らが積極的に取り組む医療であり、健康長寿は意志・知識をもつことで、初めて手に入れられるものだという話や抗加齢医学(アンチエイジング医学)の歴史的変遷や老化のメカニズム、酸化ストレス対策について、写真やグラフ等を用いて分かりやすく解説をしました。
次に、Part2では、幸せな人ほど長生きだといった観点から、幸福の概念やごきげんが健康に良いとされるゆえんについて、事例を挙げて話をしました。
最後に、Part3では、「健康の秘訣は笑顔」で「幸せな人ほど長生き」をキーワードに、誰もが日常生活で実践できる “具体的な方法”について説明があり、目からウロコといった内容でした。
井上講師の落ち着いた口調に加え、笑顔の作り方等を自ら身振り手振りで織り交ぜるなどして、1時間という長さを全く感じさせることなく、抗加齢医学(アンチエイジング医学)について造詣を深めることが出来ました。
今回の受講対象人数は50名ですが、オンライン講座に切り替えたことで地域に限定されることなく、幅広い年代層の皆様に視聴していただけると期待しています。
*大学連携講座とは、公益財団法人いきいき埼玉が主催となり、県民の多様化・高度化した学習ニーズに対応するために、埼玉県内の大学と連携し、質の高い生涯学習の機会を提供するものです。(資料より抜粋)