日本薬科大学秩父健康市民大学講座
令和3年10月16日(土)秩父看護専門学校において、日本薬科大学秩父健康市民大学講座を実施いたしました。第1回目は、井上俊夫教授の「脳の予備能を高めて健やかな心と体」という演題で実施しました。
冒頭、野澤直美客員教授の挨拶に始まり、その後の井上教授の講座では、「心はどこにあるのか」と問いかけ、歴史的背景から「脳にあるのか」なのか「心臓にあるのか」という大変興味を引く展開でした。
脳の仕組みについて特に海馬が重要な役割を果たしており、あらためて睡眠、運動、食事という基本的なことが大事だということが再認識できました。
講義の途中では簡単な試験と称して、受講生に講演の内容を質問され、みなさん、記憶に対する認識を高めることができた様子で、さらに講義に対して深く聞き入り、資料にメモをとる姿が多くみられました。
質疑応答では、たくさんの受講生から手が上がり、時間の都合上すべてにはお応えできませんでしたが、みなさん大変熱心で、有意義な講座でした。