宮代町・セキ薬品・東武動物公園と地域活性化に向けた連携を締結しました
本学は、2021年10月19日に、宮代町と株式会社セキ薬品並びに東武動物公園と地域活性化に向けた連携に関する協定を締結致しました。
【包括連携契約の目的】
(1)健康づくりに関すること
(2)産学官連携による研究・開発、産業の振興に関すること
(3)薬学の分野における学校教育支援に関すること
(4)その他、前条の目的を達成するために必要な事業に関すること
【今後の取組み】
(1)宮代町の特産品を生かした商品開発の支援
(2)感染症対策情報提供及び支援
(3)インターンシップ受け入れ支援
(4)小・中・高等学校における「くすり教育」の支援
(5)地域住民に向けた健康や栄養・美容等に関する講習会や企画事業等の支援
本学の学生とともに、宮代町の特産品でコラボ商品等を考案し宮代町を盛り上げていきたいと思います。
【宮代町(みやしろまち)】
埼玉県の東部に位置し、面積15.95k㎡、人口約34,000人。東武伊勢崎線が縦断し、駅が3つ、都心からわずか1時間という交通アクセスのよさを背景に発展してきた。屋敷林や田んぼ、さいたま緑のトラスト保全第5号地「山崎山の雑木林」などの田園的な面と、3つの駅を中心としたコンパクトな市街地、東武動物公園や日本工業大学、コミュニティセンター「進修館」などの文化都市的な面がバランスよく調和している。こうした資源を維持、発展させるとともに、さまざまなまちづくりに生かしていこうという【「農」のあるまちづくり】を進めている。特産品は巨峰や米。
【セキ薬品】
ドラッグストア業界は全国的に完全なオーバーストア時代に突入。そんな中、当社は新しいストアコンセプト『私たちは、地域に密着した総合ドラッグストアを目指します』を2020年に掲げました。多店舗展開しながらも地域密着を大切にし、物売りだけでなく会話のあるドラッグストアでありたい。薬と化粧品はセルフになる事なく、しっかりとカウンセリング出来るドラッグストアでありたい。高齢化社会を見据え気楽に相談出来る調剤のあるドラッグストアを1店舗でも多く作りたい。何か特別な事に特化するのではなく、地元のお客様のニーズに可能な限り応えられるドラッグストアでありたい。企業規模ではなく店舗のクオリティが高く、このコンセプトにこだわりとプライドを持って一つ一つ遂行していく。
【東武動物公園】
東武鉄道㈱創立80周年を記念して沿線地域住民の皆さま方のご愛顧に報いる感謝のしるしとして1981年3月28日にオープンし、約53haの土地に動物園・遊園地・プールを有するレジャー施設。本年で開園から40周年となり、様々な年代のお客様にご来場いただいております。
本協定の連携協力事項に関し、当園では動物園において飼育動物への診療に役立てます。現在の飼育動物への診療は西洋医学が主流ですが、漢方薬に代表される東洋医学も飼育動物たちの診療に今後導入することを予定しています。その中で、日々の健康管理に役立てながら漢方薬の効果の検証等も検討しているところであります。