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大学からのお知らせ【社会貢献・地域連携】

秩父サイエンスアカデミー(研究発表の部)が行われました

 特定非営利活動法人NPUサイエンスアカデミア主催、日本薬科大学及びNPO秩父百年の森の共催による秩父サイエンスアカデミー(研究発表の部)が、12月25日(土)秩父看護専門学校において開催されました。会場には満席に近い55名の市民や関係者が出席されました。後援をしていただいた秩父市や埼玉県秩父農林振興センターの関係者をはじめ埼玉県教育局の高校担当、埼玉県北部教育事務所(秩父支所)の義務教育担当の先生方も出席されていました。

 発表は秩父の自然や環境に関わる6報が報告されました。①身近な自然に目を向けて-日本アマガエルの生態-(秩父市立高篠中学校) ②「第三のみつ」の製造と機能性成分の研究(県立秩父農工科学高校) ③戦国・江戸時代に学ぶ「古土法」による硝石づくり(県立熊谷西高校) ④人工光合成とは-酸化チタンを用いた二酸化炭素の還元―(県立熊谷西高校) ⑤河川に溶出する医薬品が物語るもの(日本薬科大学 村橋准教授) ⑥生物多様性保全のための広葉樹種苗の取り扱い―埼玉県内ブナの遺伝的特徴―(埼玉県中央部森林組合 原口森林管理アドバイザー)の発表がありました。

 発表は一般的なものから専門的な内容にまで約3時間に及びましたが、どれも発表者が工夫され参加者にわかりやすく発表されたので、充実した素晴らしいものとなりました。今後、秩父地域の機関や自治体の支援を得て、地域に根ざした研究発表会としてますます発展することが期待されています。