本学で成女高等学校との自主研究ゼミが行われました。
新宿区にある成女高等学校との自主研究ゼミ(全7回予定)の第5回目が1/19に本学で開催されました。
この自主研究ゼミは「薬学部での学修と薬剤師のキャリアについて」から始まり、製剤試験を通じ、薬剤師というもののあり方や薬の知識を学ぶことを目的としています。
今回のテーマは製剤試験の2回目で、「コンタック総合感冒薬の溶出試験」という実験講義を本学の勝山壮教授と栗田拓朗准教授が行いました。
タイトルの通り、新コンタックかぜ総合薬のカプセル内にある顆粒(2種)を使用し、アセトアミノフェンが経過時間(5・15・30・60分)毎にどれだけ精製水に溶けているかという溶出率を確認していくという溶出試験を行いました。
生徒たちは新しく見る機材に驚きつつも、先生の指示をよく聞き、しっかりと実験に取り組む姿が多く見受けられました。
この自主研究ゼミでは一度に実験のすべてを通して行うのではなく、要所で区切り、実験を行っていくことで、生徒自身の理解度を段階的に深めていくというような形式をとっています。
最終回では、今までのすべての講義・実験を踏まえて、自身でレポートを作成し、それぞれが発表する予定になっています。