2019年度秩父健康市民大学(1回目)を開講しました。
5月18日(土)秩父市にある秩父看護専門学校において、本学主催の秩父健康市民大学講座を開講しました。今年度で4年目の開催となる同講座は「もっと知ろう!実践的な中医学と漢方」をテーマとし、従来の講義に実習を加えた、より実践的な学習を行います。
当日は晴天に恵まれ、埼玉県下から市町民の方46名が受講しました。
開講にあたり、野澤直美客員教授が大学の紹介と共に挨拶を行い、同講座がスタートしました。
1回目の講師は、本学の小野和男特命講師が登壇しました。「中医学から自分の身体の状態を探る(前編)」と題し、中医学という学問や、漢方との違い、「陰と陽のバランス」について講演しました。また、舌の状態から自身の健康を探る「舌診(ぜっしん)」についても講義し、舌の見方や注意点、人間が持つ舌の特徴など、実例を交えて解説しました。
参加者の皆さんは講義の中で時折出題される中医学に関する問題に考えを巡らせ、小野先生の解説に熱心に耳を傾けながらメモを取っていました。
次回は5月25日(土)同会場にて、小野和男先生の「中医学から自分の身体の状態を探る(後編)」を予定しています。