2019年度秩父健康市民大学(2回目)を開講しました。
5月25日(土)秩父看護専門学校において、本学主催の秩父健康市民大学講座(2回目)を開講しました。当日は30度を超える真夏日となりましたが、埼玉県下から市町民の方48名が受講しました。
先週に引き続き、「中医学から自分の身体の状態を探る(後編)」と題し、講師を本学の小野和男特命講師が担当しました。
前回講義の復習をしたあとで、生薬や薬膳を体質改善にどう使うか、中医学から見た体質の考え方などを解説しました。また、前回講義で配布したチェックシートを用いて、参加者の方々がもつ身体のタイプを分析し、それぞれの体質ごとに注意するポイントなどを学びました。講義中に時折出題される中医学の問題にも真剣に取り組み、先生の解説に熱心に耳を傾けていました。休憩時間では、それぞれの体質に合わせて体調を整えるための3種類の漢方のお茶を味わい、それぞれの香りを楽しみながら会話するなど、終始和やかな雰囲気が漂っていました。
講義終了後のアンケートでは、「体質チェックをする事で自分の体調が理解でき、対応について理解できました。ぜひ今後の生活の中に取り入れたいと思います。」といった声が聞かれました。
次回は6月22日(土)同会場にて、山路誠一准教授による「漢方薬の実際」を予定しています。