美里町と地域活性化に向けた包括連携協定を締結しました。
本学は、2022年5月16日に、美里町と包括連携協定を締結致しました。
【連携締結の目的】
本協定は、美里町と本学が相互に連携及び協力した取組を通じて、地域課題に迅速かつ適切に対応し、美里町の基本理念「心身ともに美しく暮らせるまちづくり」や将来像「住民一人ひとりが誇りを持って暮らせる美しの里」の実現に寄与・貢献することを目的とする。
【今後の取り組み】
(1)健康づくりに関すること
(2)地域資源を活用した経済、産業及び観光の振興に関すること
(3)その他、前条の目的を達成するために必要な事業に関すること
本学の学生とともに、美里町の特産品であるブルーベリーやエゴマ等を生かした地域活性化や、健康づくりについて一緒に取り組んでいきたいと思います。
【美里町】
美里町は、面積は33.41平方キロメートル、都心から概ね80キロメートル圏内にあり、埼玉県北西部に位置し、深谷市、本庄市、寄居町に隣接しています。2021年には、町中心部に近接する関越自動車道の寄居パーキングエリアに寄居スマートICが開通し、各方面のアクセスがさらに向上しています。
地形は南北に細長い形をしており、北部と中央部の平坦地には基盤整備された農地が広がり、米と小麦の二毛作や施設でのキュウリ、路地でのネギ、ブロッコリーなど野菜の生産が盛んです。南部の丘陵地は、養蚕衰退後に町の事業で桑畑から果樹園に転換され、中でもブルーベリーは国内有数の産地を形成しています。観光農園も数多くあり、収穫時期には多くのかたが訪れます。町のマスコット「ミムリン」もブルーベリーがモチーフになっています。
秩父山系に連なる最南部の中山間地では、健康食材として知られるエゴマの特産化が進めてられているほか、搾油所も整備されエゴマ油の製造、販売がされるなど6次産業化が盛んです。
まちづくりに関しては、「心身ともに美しく暮らせるまちづくり」を町の基本理念に掲げ、行政だけでなく、町民、事業者が協力しながらまちづくりに取り組んでいます。中でも、健康づくりに関しては、ミムリン健幸ポイント事業を実施し、運動の習慣化と健康意識の啓蒙、さらには地域コミュニティの醸成を図り、町民一人ひとりが心も身体も健康な暮らしができる町を目指しています。