第24回桶川べに花まつりで「べに花」に関する特別講演を行いました。
6月16日(日)、桶川市川田谷の城山公園周辺で行われた第24回桶川べに花まつりの一環とし、同市川田谷生涯学習センターにて、漢方薬学分野の糸数七重講師による特別講演を行いました。本学は平成28年度に同市と相互連携協定を締結して以来、市の特産品である“べに花”になぞらえたテーマで講演を行っており、今年で3年連続の恒例人気行事となっております。
当日は心配されていた天候も回復し、41名の方が聴講しました。
今年は「べに花油の歴史~“良い油”か“危険な油”か~」と題し、講演を行いました。昨年度の「べに花利用の歴史」の内容を少し復習したあと、べに花油の特徴や歴史を解説しました。また、べに花油の良い点と問題点や、一部メディアによって広がってしまった誤解についても講義し、健康に良いべに花油による身体へのプラス要素や良いべに花油の選び方について講義しました。
質疑応答では、家庭で現在使用している油との比較など、市民生活に関する内容が寄せられました。講義中は糸数先生の話に時おり頷きながらメモを取っており、市の特産品に関する当講演への関心の高さが伺えました。