埼玉県立常盤高等学校看護学科の生徒が本学で特別実習を行いました。
科学分野における連携協定を締結している埼玉県立常盤高等学校の生徒15名が、本学で細菌培養の特別実習を行いました。実習内容は「ヒトの手指の細菌培養から手洗い方法や洗浄剤の効果を考える」というもので、班別にテーマを設定し、手洗いの方法や洗浄剤使用の条件を変え、細菌の増殖状態からその効果について考えました。
実習は7月26日と28日の2日間にわたり行われ、初日の26日には常盤高等学校で各種の条件のもと手指の細菌を採取し培地に塗布しました。28日には日本薬科大学で培養した細菌のコロニーの観察を行い、手洗い方法や洗浄剤の効果について班別にデスカッションを行い、その結果を発表しました。その後、培養した細菌をグラム染色し、顕微鏡でどのような細菌が繁殖しているか観察しました。参加した生徒は、改めて手洗いの仕方と洗浄剤の効果について深く考える機会となりました。