7月29日(金)に埼玉県薬務課と本学との共催で開催する「高校生のための一日薬剤師体験教室」を3年ぶりに開催しました。今回で10回目を迎え、埼玉県内の公私立高等学校の生徒、男女合わせて47名が参加しました。

　はじめに、岡地哲也薬務課長と松田佳和学部長が挨拶し、講義がスタートしました。

　まず、薬務課職員が「薬の適正使用」について講義し、次いで松田学部長が本日の体験学習の全体説明を行い、その後グループに分かれ、本学教員11名と学生スタッフ11名による4種類の体験学習と薬用植物園と漢方資料館の研修を行いました。

 

 

　手洗いチェッカーLEDを使用して手指の消毒・洗い方による効果を学ぶ「手洗い」、処方箋の読み方や処方箋に基づいて粉薬の秤凌と分包を学ぶ「散剤調剤」、軟膏の混合と軟膏容器への充填を学ぶ「軟膏調剤」、クリーンルーム、クリーンベンチを使用した無菌注射調剤を学ぶ「無菌調剤」を体験しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

　体験学習の後に、参加した高校生に向け、薬学科3年の高梨隼斗さんが、本学の概要と学生生活について紹介し、最後に松田学部長の挨拶で締めくくりました。

 

 

 

　この体験教室を通して、薬剤師の仕事の内容を体験し、理解していただき、将来の薬剤師が生まれることを期待するとともに、高校生同士の交流を深める良い機会ともなったのではないかと思います。