高校生実習「高校生食品衛生実習」を実施しました。
8月2日(火)、4日(木)、5日(金)の3日間、高校生の専門分野への興味・関心を高めることを目的として「高校生食品衛生実習」を実施しました。この3日間の実習には、埼玉県立川越女子高等学校、埼玉県立本庄高等学校、埼玉県立熊谷高等学校、埼玉県立熊谷女子高等学校、埼玉県立小川高等学校、埼玉県立熊谷商業高等学校、大妻嵐山高等学校、順天高等学校、埼玉栄高等学校、成女高等学校の10校から84名の生徒が参加しました。
実習のテーマは「食品に含まれる食品添加物の分析と飲料水の硬度測定」で、種々の食品に含まれている食品添加物である「合成着色料」や「人工甘味料」を食品から抽出し、薄層クロマトグラフィー(TLC)や高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により分析しました。また、参加者が持ち寄った水道水や市販の水に含まれるカルシウム(Ca2+)やマグネシウム(Mg2+)量を測定し硬度を比較しました。
参加した高校生は、高度な分析方法を体験し、日常、摂取している食品や飲料水に含まれている添加物や成分の功罪について考える良い機会となりました。