８月５日（金）、蓮田市教育委員会 人権教育研修会がハイブリッド型で行われ、講師として本学の小林賢特任教授が「薬物乱用と人権問題」をテーマに講演を行いました。

 

蓮田市では人権教育推進の一環として、様々な啓発事業や研修会を開催されており、今回は市内の小中学校　教頭・主幹教務・教務主任の方が対象に行われました。

 

まず初めに、蓮田市教育委員会の西山教育長より今回の人権教育研修会の趣旨をお話しされました。

 

講演では、薬物が脳や人体に与える影響だけでなく、未成年には禁止されているタバコやアルコールについてもお話しをされ、先生方は興味深く聴講されていました。

 

講演終了後に質疑応答の時間を設け、児童・生徒の薬の服用についての質問があり、服用することが多くある場合は、医師・薬剤師に相談するなど、一度診察することも大切とご回答されていました。

 

近年では、年齢層別で、20〜29歳、20歳未満の覚醒剤取締検挙人員が少なくなっているのは、学校での先生方のご指導の賜物と存じます。若いうちから違法薬物の恐ろしさを知り、決して手を出さないようにしていただきたいと思います。