戸田市下戸田公民館が主催する「子ども大学とだ」で福嶋仁一講師が講演と実習を行いました。
8月27日(土)、戸田市の下戸田公民館が主催する「子ども大学とだ」が開催され、本学の教養・基礎薬学部門の福嶋仁一講師が「ヤマトシロアリの行動を考える」をテーマとした講演と実習を行い、市内の小学生4~6年の生徒20名が参加しました。
始めに、日本に生息する2種のシロアリを紹介し、その中から家を食い荒らす種類のシロアリとは異なるヤマトシロアリの社会性、コミュニケーションのとり方やその行動などについて分かり易く解説し、時には、小学生自身に考えてもらう場面も設けて講義を進行しました。
一通りの講義の後、小学生を2名1組として、本学の薬学科の学生3名のサポートを受けながら、ヤマトシロアリを実際に使って、その不思議な行動を観察しました。
参加した小学生たちは、ヤマトシロアリが、油性ボールペンの筆跡を辿って歩くという不思議な行動に大いに興味を持ち、驚きながらも、科学で真相を探求する入り口としての楽しい観察・実験を体験しました。