中国の天津中医薬大学と学術交流協定を締結しました。
7月3日(水) 、中国の天津中医薬大学と学術交流協定を締結しました。
相互の学術交流を促進し、教員や学生の交流を行うことを目指しています。
天津中医薬大学は、1958年に創立した天津中医学院を起源とし、2006年に現在の校名になりました。中国でも早い時期に開学した中医学大学になります。
医学、理学、文学、管理学、工学、教育学6学部があり、医学部には、中医学、中西医統合、中薬学、薬学、看護学、医学技術、公共衛生及び予防医学の7学科を設置しています。
また、中医内科学、鍼灸推拿学ふたつの国家重点学科が置かれています。学部生約9,000人、大学院生約4,000人、留学生は約2,000人が在籍しています。
調印式には、日本薬科大学側から都築稔副学長、天津中医薬大学側から、張伯礼学長、郭利副学長、儲利栄国際教育学部部長、李海南同副部長、学長秘書鄭文科博士が出席しました。
張学長は、中医学の権威であり、は「漢方の分野で積極的に学術交流したい」との期待の言葉がありました。
また、日本薬科大学の産学連携商品のうち、甘こうじや薬膳ラーメンにも関心を示されました。
まずは、学生相互の研修プログラムを立案し、来年度以降に、各大学の学生たちに告知したいと考えています。