8月30日(火)、鴻巣市のクレアこうのす小ホールで生命科学薬学分野の渡邉峰雄教授が「新型コロナウイルスの最新情報」というテーマで講演を行いました。

　講演の前半では、２年以上に渡り変異を繰り返し世界的に感染が続く「新型コロナウイルス」について、その変異株の状況、新規感染者発生数・死者数・検査数・ワクチン接種率の推移などを説明されました。

　休憩を挟んで後半は、国内のワクチンの開発状況やワクチン接種の重要性、副反応の症状や副反応が出た際の対応などについて説明されました。そして、ワクチン接種に係る様々な問題として「ワクチン忌諱」「ネグレクト（摂取しないように強制）」「接種の強制」「自由と責任」を掲げ、最後に「正しい情報を得るコツ」を紹介して講演を終えました。

　講演の後、聴講者からは、インフルエンザ感染との相関性、変異株や感染の将来展望、マスク着用のＴＰＯなど多くの質問が寄せられ、関心の高さが伺えました。