埼玉県立常盤高等学校の看護科3年生が本学で特別講義・実習を受けました。
科学分野における連携協定を締結している埼玉県立常盤高等学校の看護科3年生77名の生徒が9月29日に本学で特別講義・実習を受けました。
午前中に福嶋仁一講師による「アルコール代謝とSNP」の講義・実習、山路誠一准教授による薬用植物園実地研修、糸数七重講師による漢方資料館実地研修が実施されました。午後には、岡田直子講師による「アレルギーが起こるしくみと防ぎかた」及び齋藤博准教授による「免疫とワクチン」の講義が実施されました。参加した常盤高等学校の生徒は、薬学の専門的な知識を今後の看護師に向けた学習に生かすべく熱心に講義に臨んでいました。
常盤高等学校は、本県唯一の看護科のみで構成される高等学校で、看護科を卒業後は、ほとんどの生徒が同校に設置されている看護専攻科に進学します。医療関係異業種の高等学校と大学の連携はお互いに得るものが多く、今後さらなる連携の深化が期待されます。