10月1日(土)、戸田市の新曽福祉センター(新曽公民館)で実践薬学分野の石村淳講師が、『将来の進路選択に活かせる「薬剤師のヒミツ教えます！！」』というテーマで中学生・高校生を対象とした講演を行いました。

　講演の前段で「調剤」「製剤」「注射調剤」「注射混合調整」など、主として病院の薬剤師が行う多種多様な業務を一つ一つ丁寧に解説し、現在のチーム医療の態勢などにいて説明しました。参加した中・高校生からは「薬剤師ってこんな事までやっているのか。」と驚きを持った様子が伺えました。

 

 

　後段では、薬剤師になるために大学の６年間で履修しなければならない基礎科目、専門科目、共用試験、病院と薬局で行う実務実習、卒業研究、薬剤師国家試験対策について解説し、本学の学科構成、特色、主な就職先などを紹介して講演を終えました。

　「将来の仕事として薬剤師を考えている」と言う生徒や「薬学に興味があり日本薬科大学の受験を考えている」と言う生徒もいて、大変熱心に聴講していました。

 

　　　　　　　　　　　　

　講演後の質疑応答では、「薬剤師になって良かったことは何ですか？」「薬学は学びたいのですが、薬剤師を目指しているのではないので、どうしたら良いですか？」「薬剤師の仕事は忙しいですか？」「薬剤師の普段の生活はどんな様子ですか？」など、進路や将来の仕事としての視点からの質問が多く寄せられました。