鴻巣市の「にぎわい交流館『にこのす』」で提供するメニューの試作品の試食会を行いました。
10月8日(土)、さいたまキャンパスの談話室で漢方研究部の学生5名が提案し、鴻巣市の「にぎわい交流館『にこのす』」を管理・運営するアイルコーポレーションがレストランで提供するメニューとして試作した新作の試食会が開催されました。 遡ること8月3日(水)に鴻巣市商工観光課、アイルコーポレーションと本学の学生らが初度の打合せをZoomで行い、事業概要の説明と学生に検討してもらいたいメニュー(素案)が提示されました。その後、学生達は、漢方の「食養生」の考え方にある「五味(ごみ)」「五性(ごせい)」を意識した「野菜スープ」「冬野菜のメイン料理」「和風スイーツ」「健康ドリンク」のメニュー(案)を考案し、9月8日(木)に商工観光課へ提出していました。 この日は、学生が提案したメニュー(案)を基に調理の専門家による試行錯誤の末に生まれた試作品が提供されました。学生が提案した「夏野菜スープ」が「ガスパチョ風の冷製パスタ」に変えて試作されていたり、「抹茶ロールケーキ」が女子栄養大学の学生が昨年考案した「もちぽこワッフル」を使ったデザートに試作されていたり、工夫の凝らされた試作品が並べられました。 試食した学生からは、酸味、塩味などの味覚、料理のボリュームや組み合わせによるセットメニュー案、購入したいと思える販売価格帯、販売する季節との相性など、様々な質問と意見が活発に出されていました。これを受けて、更なる試作を行い、12月10日(土)に「にぎわい交流館『にこのす』」で最終段階の試作品の試食会を開催することとしてこの日の試食会を終えました。
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