生命医療薬学分野の岡田直子先生が秩父健康市民大学講座の2回目の講師として講演しました。
10月29日(土)、秩父看護専門学校で令和4年度の第2回目となる日本薬科大学秩父健康市民大学講座が開講され、アレルギーの研究機関での勤務経験を持つ生命医療薬学分野の岡田直子講師が「アレルギーが起こるしくみとその防ぎ方」と言うテーマで講演しました。
岡田先生の講演は、「スギ花粉」を代表とした「花粉症」とその発生源となる杉の森林への対策を推進している林野庁の取り組みの紹介に始まり、次いで「ハウスダスト」「鶏卵(たまご)」「そば」などの様々なアレルギーの発症とその予防法、国や食品を提供する企業のアレルギー疾患に対する取り組みについて紹介されました。その後、「なぜアレルギーになるのか」「今アレルギー症状が無ければ大丈夫なのか」について説明され、「アレルギーの治療法」そして「「アレルギーを発症しない、あるいは上手に付き合う方法」について紹介されました。
受講生の中には、スギ花粉症を発症されている方も多くおられ、症状の緩和を含む、治療方法や上手に付き合う方法などに大いに関心を持たれて聴講している様子が伺えました。