第2回北本市小・中学校児童生徒体力向上推進委員会の講演会を実施しました。
2月15日(水)、真冬並みの寒さの北本市旧栄小学校4階ランチルームと音楽室にて、北本市内の小、中学校の教職員等17名を対象に、北本市学校教育課主催の第2回北本市小・中学校児童生徒体力向上推進委員会の講演会を実施しました。
本研修会の目的は、児童生徒の体力向上に向けて教職員が十分な知識を身に付け、教育活動を実践することとし、1時間半の講義と実技講習を行いました。
前半は、「児童生徒の体力課題と指導方法について」と題し、久保正美特任教授による30分の講義を行い、後半はUnit(ユニット)代表の澤野博氏による1時間の実技講習を行いました。
初めに、久保特任教授が、埼玉県の児童生徒の体力の現状の課題に触れつつ、親世代との健康三大原則の比較や彩の国プラチナキッズの地域展開の様子を紹介するなど具体的な取り組みについて、図表やグラフを用いながら詳しい説明を行いました。
続いて、実技講習では、テクニカル&トータルドバイザーでもある澤野氏が「身体の使い方」を中心に、参加者自らの実践を通して効果的な指導方法についてアドバイスをしました。
講習中、澤野氏は何度も机間巡視を行いながら、指導者である教職員自身が楽しく運動を行えているのか入念にチェックをしていました。
講演と実技講習が終了した後に行われた質疑応答コーナーでは、「歩く時の姿勢について」「ボールの投げ方について」等、活発な質問が投げかけられ、澤野氏はその一つひとつに丁寧に受け答えをしていました。
閉会の際には教職員等からお礼の意味を込めて両講師に盛大な拍手が送られるなど、短時間ではありましたが、本研修会における学びを通して、確かな実践力を身に付けることができました。