松田佳和学部長が鴻巣市お薬セミナーで講演しました
令和5年4月23日(日)に鴻巣市市民活動センターで薬学部長の松田佳和教授が「ご存知ですか?薬と“くすり”の違い」というテーマで講演しました。
この講演は、鴻巣市と鴻巣薬剤師会が共催し、埼玉県薬剤師会が後援して開催されるもので、新型コロナウイルス感染の状況から2年ぶりに開催されたものです。
初めに、「がん」と「癌」と「ガン」の違いや「薬」と「くすり」の違いについて説明されました。その後、今や「認知症は予防の時代」として「認知症予防の医薬品の研究開発」について話を展開されました。本学の大学院生と共に、信州大学医学部、長崎大学薬学部などと共同で研究を進めた「ブタ肝臓分解物(PLDP)の認知症機能改善効果」の臨床研究の結果と効果・効能や現状と特許権を取得し機能性表示食品として販売に至った製品の効果などについて、ユーモアを交えての講演でした。
会場は、新型コロナウイルス感染症対策で定員を例年の1/2としましたが、市民の皆様、約50人の満席状態でした。耳の不自由な方々の参加に対応して、手話通訳士2名の方によるサポートが行われた講演でした。