日本薬科大学から文部科学省「成長分野における即戦力人材輩出に向けたリカレント推進事業」に

申請した「漢方医療従事者専攻コース」プログラムが採用されました。

 

本事業は令和4年度補正予算で計上され、デジタル・グリーン等成長分野に関する能力を身につけた即戦力人材を社会に輩出するため、大学・高等専門学校等に対し、産業界や社会のニーズを満たすリカレント教育プログラム開発・実施・横展開に向けた支援を行うものです。

日本薬科大学では、令和6年度から医療・介護施設に勤務する薬剤師、登録販売者、看護師、介護福祉士等の公的医療資格者に対して学術かつ系統的に漢方の学び直し教育を行い、漢方及び生薬等の代替医療に関する専門かつ実践的な知識・技能を修得させるリスキリングプログラム「漢方医療従事者専攻コース」を開講いたします。プログラムの概要は下記のとおりです。

 

プログラムの特性

高齢化社会が進む中で漢方を始めとする代替医療は、現代医療と相互補完の形で応用され始めたことから、漢方に対する社会的ニーズが高まっております。一方で、医療従事者が、漢方をはじめとした代替医療の実践的な知識や技能を体系的に習得するための学び直しの機会はほとんどないのが現状です。

日本で初めて「漢方薬学科」を設置した日本薬科大学（埼玉県伊奈町　学長：都築　稔）は、漢方分野の学内教員、国内外の業界で活躍するエキスパートを講師陣として迎え、薬剤師、登録販売者、看護師、介護福祉士等の公的医療資格者に対して、学術かつ系統的に漢方の学び直し教育を行うリスキリングプログラム「漢方医療従事者専攻コース」を開講いたします。講義は、オンライン講義と学内・外で行われる研修・実習で構成され、専門かつ職場で役立つ実践的な知識・技能を得ることができる文部科学大臣が認定する履修証明プログラム（申請予定）です。

また、研修・実習では秩父森林公園や東京都薬草植物園での屋外研修などのアクティビティな科目も取り入れた実践的なプログラムとなっています。

 

　　　　　　　　　　　　　　

＜本リリースに関するお問い合わせ先＞

日本薬科大学　総務課　　川下　康徳

TEL： 048-721-1155 / Email：y-kawashita@nichiyaku.ac.jp