小学生の子供たちがミクロの世界を体験しました。
8月4日(金)、鴻巣市の田間宮生涯学習センターが主催する公民館講座「ミクロの世界をのぞいてみよう」で教養・基礎薬学部門の齋藤博准教授が「生物顕微鏡を使ってミクロの世界に触れてみよう」と言うテーマで実習を行いました。
初めに、実習で使用する「生物顕微鏡」の「特徴」と「倍率とは何か」を説明し、正しく観察するための「使い方」を指導して実習を開始しました。
実習では、参加した小学生に持参してもらった「葉っぱ」「自然界の水」や「家で飼っているメダカの水槽の水」など覗いて微生物を観察して点描法でスケッチしたり、齋藤准教授が用意した微生物「ゾウリムシ」などを観察しました。
また、ヒトの細胞を観察しようとして参加者自身の口内から綿棒で採取した粘膜を酢酸で染色して観察してみました。
最後に齋藤准教授は、参加した小学生に「ミクロの世界に興味と探究心を持って、科学する心を大事にして理科を好きになってください。」とのメッセージを送り、実習を締め括りました。