シンポジウム「秩父の祭りと龍勢」を開催しました
令和5年9月23日(土)に秩父市歴史文化伝承館(秩父市役所隣)にて「秩父の祭りと龍勢・・・秩父は江戸時代硝石の一大産地であった・・・」をテーマとしたシンポジウムを開催しました。
開催に当たり、後援して頂いた秩父市の北堀篤市長と主催する本学の都築稔学長にご挨拶を頂きました。
第1部では、「秩父人の祭りに寄せる心」として元埼玉県文化財保護審議委員の栃原嗣雄様の講演と秩父の祭りを代表して、吉田の椋神社の龍勢づくりと打ち上げの映像をご覧いただきました。
第2部では、「我が国の硝石製造の歴史」と言うテーマで、本学の野澤直美客員教授、高野文英教授が、江戸時代の「火薬」の製法、火薬の原料となった「硝石」の採取方法、「火薬」や「硝石」と秩父地域の関わり合いなどの実像を講演しました。
その後、会場に参集された来場者の皆様と講演者との質疑応答と意見交換を行い、3時間に渡ったシンポジウムを閉会しました。