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大学からのお知らせ【社会貢献・地域連携】

令和5年度子ども大学あげお・いな・おけがわ 修了しました

9月23日(土)、上尾市、伊奈町、桶川市及び聖学院大学と本学が連携して行っている「子ども大学あげお・いな・おけがわ」の第4回の講義と修了式を実施しました。

 

第4回目の講義は「目指せ!科学捜査官 遺伝子鑑定編」と題し、本学の和田重雄先生が講師を担当しました。

 

 

『事件が起こった現場に残された血痕を元に科学捜査研究所でPCR実験を行い、容疑者(犯行現場にいた可能性がある人)を絞り込む』という設定で行いました。参加した小学生は、科学捜査官になりきって、さらに容疑者の代理として自分が受け取ったDNA試料が、現場に残っていた血痕と同じでないことを祈りながら、電気泳動実験を行いました。マイクロピペットを使用する練習をして、いざ、PCRで増幅させたDNAを、電気泳動ゲルに載せて、実験開始。泳動終了後にゲルに紫外線を照射させて観察、全員に実験結果の写真が渡されました。そこで、容疑者が特定できました。

実験の最中、本学の学生スタッフ4名がサポートして、スムーズに実験も進みました。

 

 

 


参加した子どもたちは、容疑者を見つけることができ、科学捜査官になりきっていました。「細かな操作が難しかった」、「他の科学捜査も体験してみたい」と楽しそうに話していました。

 

全4回の講義を終え修了式を行いました。代表学生3名が講義を振り返り参加した感想を述べました。最後に、本学の学部長の松田佳和先生からご挨拶をいただき、みんなで記念写真を撮りました。

参加した小学生達は、大きな成長を遂げたように見えました。