令和5年度「伊奈町学校開放講座①」で木村正幸客員教授が講義を行いました
12月25日(月)、伊奈町学校開放講座①が日本薬科大学さいたまキャンパスで実施されました。
本講座は、全2回の講座となっており、第1回目は『薬局の賢い使い方』という演題で木村 正幸客員教授による90分の講義を28名の町民に対して行いました。
講演の導入部分では、講師のプロフィールと、本人が多くの持病を患い薬局から数多くの種類の薬を渡されているという「高齢者あるある」のお話をされ、高齢者の多い受講生のハートをつかんでいました。 本題では、薬剤師の役割について、薬剤師はただ薬を処方するだけなく、患者さんの立場に立った健康相談などを行うことが求められており、皆さんも薬剤師を積極的に活用して、高齢者で持病があってもうまく病とつきあって人生を謳歌することが出来ると力強くお話をされました。
最後に、未病のうちにこそ何でも相談ができるかかりつけ薬剤師を早く見つけて欲しいと結びました。受講者の大半を占める高齢者にとっては直接役立つ有意義な講演でした。