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大学からのお知らせ【社会貢献・地域連携】

高大連携事業「高校生医薬品合成実習」を実施、73名の高校生が参加しました

 1月21日(日)、27日(土)の2日間、高校生の専門分野への興味・関心を高めることを目的として、高大連携事業の「高校生医薬品合成実習」を実施しました。この高校生実習は、高校生遺伝子解析実習に引き続き、今年度2回目の実施となります。 実習には、埼玉県立川越女子高等学校、埼玉県立熊谷高等学校、埼玉県立松山女子高等学校、埼玉県立熊谷西高等学校、埼玉県立熊谷女子高等学校、川口市立高等学校、浦和学院高等学校、埼玉栄高等学校、昌平高等学校、大東文化大学第一高等学校の10校から73名の生徒が参加しました。
 実習は、有機医薬品化学分野の熊本浩樹准教授の指導の下、「解熱鎮痛薬の化学合成と構造解析」のテーマで実施しました。午前は、一般によく使われている解熱鎮痛薬であるアスピリンおよびアセトアミノフェンを合成し、薄層クロマトグラフィー(TLC)等による確認を行いました。午後は、合成したアスピリンの核磁気共鳴分析(NMR)による構造の解析を行いました。
 参加した高校生は、医薬品合成の方法や確認方法を学び、高校では扱うことのない核磁気共鳴分析(NMR)による測定や測定データからの構造解析の方法を知ることにより、医薬品のへの興味関心を高める良い機会となりました。