令和5年度「伊奈町学校開放講座②」で木村正幸客員教授が講義を行いました
1月22日(月)、伊奈町学校開放講座②が日本薬科大学さいたまキャンパスで実施されました。
本講座は、全2回の講座となっており、第2回目は『東洋医学に基づく元気になる栄養の取り方』という演題で木村 正幸客員教授による90分の講義を27名の町民に対して行いました。
伝統医学の観点から、医(薬)食同源について解説され、医食同源の思想から考案された薬膳も難しいものではなく、素材の持つ効能をうまく生かせば身近な食材で普通の家庭料理(カレー等)でも立派に薬膳料理になるというお話を受講生の皆さんは興味深く聞き入っていました。
また、食材によっては、体を温めるもの・冷やすものがあり、それぞれご自身の状態にあった食材を選んで取り入れることが大事ですが、適切な食材を選んでも大量の摂取は体に負担がかかってしまいますので適量を摂取することが肝要と話されていました。
木村先生の東洋医学の観点から話される具体的な食生活のあり方に受講生は熱心にメモを取りながら真剣に聴講しており、講義後も個別の先生への質問が続き先生がなかなか退出できないほど活気あふれる公開講座となりました。