2月16日（金）に鴻巣市役所に隣接する「にぎわい交流館『にこのす』」で漢方研究部の学生5名が提案し、『にこのす』を管理・運営するアイルコーポレーションがこの施設内のレストランで提供する新メニューの2回目の試食会が開催されました。

　遡ること昨年6月に鴻巣市商工観光課、アイルコーポレーションと本学の学生らがZoomで初度の打合せを行い、事業概要の説明と学生に検討してもらいたいメニューに使用する食材が提示されました。その後、学生達は、漢方の「食養生」の考え方にある「五味（ごみ）」「五性（ごせい）」を意識した「スープ」「メイン料理」「サラダ」「ドリンク」「スイーツ」「弁当」を考案し、8月に2回目のZoom会議で提案と説明を行い、11月に1回目の試食会を行い、更なる改良を行うこととされていました。

　１回目の試食でほぼ完成された料理となっていましたが、学生の意見を基に調理の専門家による更なる改良が施された試作品が提供されました。大きく改良されたのは、「たまごのせライスチャーハン風」と「小松菜のおにぎり」の二品で、味付けの調整や全卵の使用への変更などが成され、学生達は、その完成度の高さに大満足でした。

　３月に女子栄養大学と合同で最終報告会を開催することが伝えられ、学生に「料理名」と「ポップ」の検討を宿題とされ、試食会を終了しました。