3月21日(木)、鴻巣市役所前の「にぎわい交流館（愛称『にこのす』）で女子栄養大学の学生7名と本学の漢方研究部の学生5名がそれぞれに提案し、当該施設を管理・運営するアイル・コーポレーションがレストランで提供する令和5年度新メニューの完成報告会が開催されました。

　遡ること昨年6月にオンラインで行った最初の打合せで商工観光課とアイル・コーポレーションから学生に課題が与えられた後、本学の学生達は、8月に漢方の「食養生」の考え方にある「五味（ごみ）」「五性（ごせい）」を意識した「サラダ」「メイン料理」「スープ」「スイーツ」「ドリンク」「おにぎり弁当」のメニューの案（アイデア）を提出、オンラインで提案したメニューの説明・確認などを経て、11月と今年2月の2回の試食会で改善意見などを出し、アイル・コーポレーションに改良を加えて頂いて完成したものです。

　この日は、この事業を主管された鴻巣市商工観光課の清水課長の挨拶に始まり、商工観光課から、これまでの活動概要を改めて紹介し、協働して取り組んできた事業を振り返りました。

　次に、完成した新メニュー一つ一つについて、提案した両大学の学生一人一人が、そのコンセプトを紹介し、考案当時の苦労話しやこの事業に取り組んだ感想などを紹介しました。

　その後、完成したメニューの一部を試食し、双方のメニューの感想などを述べ合い、次年度の新たな事業への協力を約束して、解散となりました。

　完成した新メニューは早ければ新年度早々に「にぎわい交流館（にこのす）」で提供される予定です。両大学の学生が参画して作り上げた新メニューを是非、お召し上がり下さい。