6月22日(土)、さいたまキャンパスにて「高校生生物薬剤学探究」が行われました。今回は、薬が体の中でどのように吸収され、効き目が持続するのかを、数学の微分方程式を使ってグラフでシミュレーションする内容でした。 

　グラフを使って、薬がいつどこにどのくらい届くのかを予想することで、薬を飲むタイミングや回数を最適化することができます。これは、患者さんへの提案にも役立ち、より効果的な治療につながることが期待されます。 

　今回は基本の内容でしたが、参加した高校生からは、「グラフの利用方法が分かった」「もっと詳しく調べてみたい」といった声が聞かれ、生物薬剤学への興味・関心を高める貴重な機会となりました。