令和6年度全国高等学校総合体育大会 埼玉県選手団団結式で猪爪先生が講演を行いました。
7月12日(金)さいたま市文化センターにおいて令和6年度全国高等学校総合体育大会埼玉県選手団の結団式が行われました。この結団式におけるアンチドーピング講話は「スポーツ振興くじ助成事業」の助成を受けた日本スポーツ協会(JSPO)が実施・委託する事業の一環として開催されています。本学の 猪爪信夫特任教授がアンチドーピング講話を行いました。
アンチドーピングとは、スポーツにおいて禁止されている物質や方法を使用して競技能力を不正に高める行為を防止することです。公正でクリーンな競技環境を維持し、併せてアスリートの健康を守ることを目的としています。
アスリートがアンチドーピングとして自分自身を守るためには、以下のような対策を取ることが重要です。①禁止物質リストの確認 ②医師や薬剤師などへの相談 ➂サプリメント選択時の含有物質確認 ④病気になってしまったときに必要な治療を受ける特例の申請 ➄ネット検索などでの情報収集 ⑥使用した薬やサプリメントなどの記録を保存すること
各種目の令和6年度全国高等学校総合体育大会に出場する高校生アスリート選手約1,000人は、うっかり口にしてしまう薬やサプリメントが自分の競技生活に大きく影響することを興味深く聞いていました。