8月7日（水）に北本市役所で北本市教育委員会学校教育課が主催し、小・中学校児童生徒体力向上委員会の委員を対象として久保正美特任教授と今井菜美助教が講演を行いました。

　講演は、「北本市の体力の現状と健康で運動好きな児童生徒を育てる工夫改善」と言うテーマで、初めに久保特任教授が埼玉県と全国の小中学校の児童生徒の体力比較に始まり、次いで北本市の体力状況、令和5年度の「全国体力・運動能力・運動習慣等調査」の結果から、分析し最後に福井県の取り組みを紹介し、体力向上のヒントを提言しました。

　次に、今井助教が「ジュニア期は食事の基本のかたちや土台を整える」をテーマに、1日の総エネルギー消費量とスポーツにおける相対的エネルギー不足について解説し、成長期のエネルギー必要量や補食の必要性を紹介し、最後に疲労骨折と貧血をジュニア期の課題として骨の強化や貧血予防のための食事について話しました。