鴻巣市の「にぎわい交流館『にこのす』」で提供する新メニューの試食会を行いました
10月29日(火)、鴻巣市役所に隣接する「にぎわい交流館『にこのす』」で漢方研究部の学生4名が提案し、『にこのす』を管理・運営するアイルコーポレーションがこの施設内のレストランで提供する新メニューの試食会が開催されました。新メニューを学生が考案するこの事業は今年で4回目となります。
今年度のスタートは6月24日(月)で、鴻巣市商工観光課、アイルコーポレーションと本学の学生らが初度の打合せをZoomで行い、事業概要の説明と学生に検討してもらいたいメニュー構成が提示されました。その後、学生達は、漢方の「食養生」の考え方にある「五味(ごみ)」「五性(ごせい)」を意識したメニューを考案し、8月26日(月)の第2回目のZoom会議で提案と説明を行っていました。
この日は、学生が提案したメニュー案を基に調理の専門家により生まれた試作品が提供されました。
メイン料理:生姜醤油と唐辛子がピリッと効いた薬膳和風パスタ
サラダ:おろし玉ねぎとニンニクを使ったドレッシングのヘルシーサラダ
ドリンク:ミントを加えたブルーベリージュース
スープ:クコの実を加えた野菜たっぷりの和風スープ
テイクアウトメニュー:いちご(柑橘系果物)を使ったシェイク(左)
キッズメニュー:やわらかお肉のデミグラスソースのハンバーグ(右)
スイーツ:取り合わせが難しいとされた「みかん」と「卵」を使ったミカン・プリン
学生が提案したアイデアが実際の料理として並べられ、学生からは、「提案したイメージにピッタリ」といった意見が多く、「辛さ」や「甘さ」などの味覚、料理のボリューム、具材のバランスなど、様々な質問と意見が活発に出されていました。
今後は、特に舌触りなどが気になるとの意見が出されたスイーツの改良を課題として更なる試作を行い、1月下旬以降に第2回目の試食会を予定することとしてこの日の試食会を終えました。