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大学からのお知らせ【さいたま / お茶の水】

高大連携事業「高校生分析化学実習」を行いました

 2月8日(土)、16日(日)の2日間、高校生の専門分野への興味・関心を高めることを目的として、高大連携事業の「高校生分析化学実習」を実施しました。この高校生実習は、細菌学実習に引き続き、今年度2回目の実施となります。 実習には、埼玉県立川越女子高等学校、埼玉県立熊谷女子高等学校、埼玉県立本庄高等学校、浦和学院高等学校、東京成徳大学中学校高等学校の5校から19名の生徒が参加しました。 実習は、分子機能科学分野の大室智史講師の指導の下で実施しました。午前は、定性分析による水に溶けた鉄(Ⅱ)イオンの可視化、水に溶けた鉄(Ⅱ)イオンの定量分析を行いました。午後は、分離分析として水に溶けた鉄(Ⅱ)イオンの分離を溶媒抽出法と固相抽出法を用いて実験を行いました。

 最後に、高速液体クロマトグラフィーを用いて、総合感冒薬に含まれる成分の同定とその成分の1つであるカフェインの含有量を求める実験を行いました。

 参加した高校生は、「実験がとても楽しかった」、「問題の原理をとても分かりやすく教えてくれて楽しかった」、「高校では使えないような器具や機械を使って実験させてもらったのがとても面白かったです」などの感想をいただきました。