令和元年度第2回 桶川平成市民大学が行われました
12月5日(木)、さいたまキャンパスにおいて「令和元年度桶川市平成市民大学」(全2回の2回目)が行われ、50名の桶川市民の方が参加しました。
今回の講義は「冬を乗り切る漢方~お屠蘇の調製と薬研(やげん)の使い方~」と題し、漢方薬学分野の山路誠一准教授が漢方粉薬と薬研の正しい使い方について講義し、本学の5年生も学生スタッフとして実習をサポートしました。
前半は、「お屠蘇」に関する歴史や伝承や作法、その調製方法、お屠蘇に使用する生薬の種類について学習しました。後半は、生薬を砕く薬研を用いてすり潰す工程(散剤調製)を体験し、実際に調製した生薬を煎じたお茶を飲んだ後、実際の香りを嗅いだりしながらお屠蘇をつくり、完成後はたとう包みにして持ち帰りました。
薬包紙を折ったり、生薬を計量するなど、初めてのお屠蘇づくりに最初は戸惑う方もいましたが、ご自身の手で調製したお屠蘇に満足していました。
講義会場は終始笑顔で溢れ、「思っていたより甘く飲みやすい」「良い新年を迎えるお土産ができてよかった」と好評でした。