令和２年２月８日（土）向春のふりそそぐ陽の中、令和元年度「市民大学きたもと学苑オープンカレッジ」が北本市文化センターにて開催され、市民等５３名の参加がありました。

　今回は、「健康食品の正しい選び方」というタイトルで中島 孝則 教授による１時間３０分の講演を行いました。

　講師紹介のあと、北本市三宮市長からもご挨拶がありました。

 

　講演では、健康食品全般、医薬品と健康食品の区分、栄養機能食品、特定保健用食品（トクホ）について説明があり、続いて健康食品の安全性という観点から、利用する際の注意点について具体的な解説がありました。

　さらに、ＴＶのＣＭでお馴染みの代表的な「健康食品」の事例を挙げ、いかに消費者の心を掴むためのイメージ戦略が取られているのか、またクイズ形式で受講生とキャッチボールをしながら、エビデンスに基づく効果、効能の度合いを探るなど非常に分かりやすい内容でした。

 

　講義終了後の質疑応答の時間には、複数の受講生から中島先生に対して掘り下げた質問に対し、先生の回答にうなずくなど、熱心な市民の皆様も満足された講演会でした。