上尾公民館講座「薬と健康講座①」を実施しました。
11月11日(水)、上尾公民館で「薬と健康講座①」が開催されました。この事業は上尾公民館の主催で、薬と健康について考える機会を作ることを目的に、全2回の講座となっています。
第1回目の講座は、「わかりやすい感染症のはなし」というテーマで本学の渡邉峰雄教授が講師を担当しました。
前半は、世界十大死因関連疾患の病原体の種類と特徴及び、これまでに人類が戦ってきた感染症について説明されました。感染症の歴史については画像や絵を用いて世界の感染症対応を分かりやすく、受講者の皆様はとても熱心に聞かれていました。
休憩を挟み、後半は、COVID-19について、症状や実例を時系列で解説されました。タイムリーな内容のため、受講者の皆様から疑問点や心配な事などの質問について先生が的確に回答され、COVID-19対策の理解と知識を深められた時間になりました。COVID-19は他の感染症と異なり発症するまでに時間がかかってしまうため、『自分が感染を広げないように行動することが大事』との話に皆様頷かれ、マスク着用、うがい、手洗い手指の消毒の必要性を改めて感じたようです。
参加された、受講生30名の皆さんは渡邉先生の講義に真剣に耳を傾けながらメモを取り、講座終了後も個別に質問をされていました。
次回は11月18日(水)14時~15時30分、同上尾公民館にて、高野文英教授による「食養生と漢方で健康維持」を開催致します。