桶川市人権・男女共同参画課主催合同研修講演
桶川市人権・男女共同参画課主催の保護司会桶川支部と桶川地区更生保護女性会合同研修の講演を11
月6日(金)、桶川公民館大集会室にて行われました。
桶川市からの要請で「地域犯罪の抑制と受刑出所者に対する再犯防止ならびに更生させるにはどのよう
なことをしたらよいか」について、野澤直美客員教授が「薬物依存者の立ち直りを地域で支えるため
に」という演題で講演をしました。
はじめに、薬物の使用の歴史的な背景や有名人の使用例、栽培などにふれながら幅広い見識から野澤先
生の巧みな話し方で人を引き付け思わず聞き入ってしまう講演でした。
続いて薬とは何かについて説明があり、危険と表裏一体であることや、用法用量の重要性について再認
識させられる展開でした。
そして皆さんが一番うなずいていたのが、薬の使用前と使用後の顔の変化についてでした。
講演のまとめではこの研修会のテーマである「薬物依存者の立ち直りを地域で支えるためにはどうした
らよいか」について、野澤先生から環境づくり、ピグマリオン効果について話されました。
講演後、会を代表して保護司の砂川支部長様より野澤先生に感謝の挨拶がありました。
この講演で防犯抑止と再犯防止で活躍されている保護司会と更生保護女性会がより一層地域の協力を得
られ犯罪のない地域社会をめざすために参考となる講演になったと感じました。
次回は、一般の市民の皆様にも地域の防犯協力に役立つ講演を是非お聞きいただければと思います。