東京都私立順天高等学校でのglobal week 2020で講演を行いました。
今年9月に科学分野における連携協定を締結しました東京都北区の私立順天高等学校において講演を行いました。
順天高等学校では、2016年から文部科学省のスーパーグローバルハイスクール事業の一部として開始され、SGH は 2018 年度で終了しましたが、グローバル課題等の様々な課題研究に、「総合的探究の時間」「理数探究」「英語探究」をはじめとする各教科で全生徒が取り組んでいます。今年度は11 月 10、12、13 日、2021 年 2 月 19、20 日で行われ、対面式またはオンラインによる講演が行われます。
そこで、本学は11月12、13日で3名の先生が講演を行いました。なお、2021 年 2 月 19、20 日も2名の先生が講演を行う予定です。
11月12日(木)
◎人工知能の限界と計算理論 准教授 大久保 文哉 先生
計算理論という数学の一分野の観点から、現代の コンピュータの限界に関する話題を紹介しました。
11月13日(金)
◎CRISPR/Cas9 システムを用いた遺伝子ノックイン技術 助教 栗原 大河 先生
ノーベル化学賞を受賞したCRISPR/Cas9システムを用いたゲノム編集技術ですが、今後どのように活用できるのか討議しました。
◎畜産・養殖での抗生物質利用がもたらす人体・環境への影響 教授 和田 重雄 先生
抗生物質の利用によりもたらされる人類の健康への影響、自然環境への影響等の現状について、多角的に討議し、最後に発表をして頂きました。